料理の特長
「最強の美容食」を目指して
昭和から平成、令和へと時代が変わる中、私たちの食文化も大きく変化してきました。
「日本の食事は健康的」と言われていますが、今の私たちの食事が本当に健康的なのでしょうか?
実は、最近の研究では、昭和50年(1975年)頃の食事が「最強の美容食」であることが分かってきました。
そんな「最強の美容食」と当店のメニューについて、食品機能学を研究されている都築毅准教授の研究や著書を参考にご紹介致します。
(※都築先生に事前許可を頂き掲載しています。)
毎日口にするものは?
日本食と言えば、「寿司」「天ぷら」「そば」…と思い浮かべますが、私たちが日々口にする食事はどのようなものでしょうか?
当時の食卓を囲んでいた方は、ぜひ思い浮かべてみてください。
昭和50年(1975年)の食卓
1960年代までは「お米+味噌汁+漬物」の組み合わせで、たんぱく源は少しの魚介類で塩分多めでしたが、1975年頃になると食材の流通が発展し、サンドイッチやコンソメスープ、果物、ヨーグルトが食卓に並び、海藻等の繊維を含むメニューが加わり、品数が多くなったのが特徴です。
それでも現代からするとまだまだ質素なイメージですが、この食事にどのような効果があるのでしょうか?
驚きの効果!
日本テレビ「世界一受けたい授業」でも紹介されましたが(2015年4月25日放送)、様々な研究結果から1975年の食事は、
- ・内臓脂肪の蓄積、加齢に伴う脂質代謝調節機能低下を抑制
- ・最も老化が遅れて、長寿であり、学習機能の維持にも有効で、がんの発生率も低い
ことが分かり、つまり【アンチエイジング】【ガン予防】【肥満予防】【糖尿病予防】【ボケ予防】の効果が期待できるそうです。
最新の研究はこちらをご参照ください。
●都築研究室 Tsuduki Lab.
最強料理の特徴とは?
都築先生曰く「スーパー和食」には次の特徴があると言います。
- 1. 果実類、海藻類、魚介類が豊富
- 2. 豆類、卵、乳製品、いも、きのこ、緑茶、肉をバランスよく摂取
- 3. 多くの食材を少しずつ摂取する
- 4. 発酵系調味料(味噌、醤油、酢、みりん、酒)を上手に利用
- 5. 出汁を使って塩分を抑える
- 6. 調理は「煮る」「蒸す」「生」を優先し、次いで 「ゆでる」「焼く」、「揚げる」「炒める」は控えめ
●昭和50年の食事で、その腹は引っ込む / 都築毅 (著)
かんけりのメニューコンセプトは
「スーパー和食」!
現代の食事は洋食過多で、カロリーや塩分が非常に高く、単品料理化してきました。
医療の発達から、単純に食卓のデータから長寿を比較することはできませんが、当店は少しでも健康に良いバランスの良い料理を目指し、当時の食卓を参考に、現代の食生活や味覚、流行に合わせ、メニューやレシピにも研究を重ね作られました。
メニューをご覧頂ければわかる通り、「最強の美容食」に必要な全ての要素を取り入れ、少しずつ数多くの料理をご注文いただけるようなメニュー構成となっております。
これからも都築先生をはじめ、様々な研究成果を参考に、美味しいだけでなく健康にも嬉しい料理を追求することをお約束いたします。